合同発掘調査も最後となる今年の第3次調査。
第2次調査で発見された新石器時代の墓坑群に集落跡は伴うのか。関心はこの点に集中しました。
調査期間 | 平成17年5月10日~7月9日 |
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調査面積 | 200㎡ |
調査をした 主な遺構 |
I区:新石器時代の土坑墓集中区(2次調査からの継続) 土坑墓 21基、土坑 8基、 性格不明遺構 6基、土器棺墓 4基 柱穴 4箇所、かまど跡 1基 漢代の土洞墓 1基 II区:新石器時代の集落確認地点 新石器時代土坑 49基、陶器窯跡 8基 柱穴 6基、 新石器時代以降の土坑墓 2基 |
調査の目的 | 1. 河西地区の新石器時代馬家窯文化の地域性と埋葬習俗の研究 2. 新石器時代集落の存在確認 3. 地形図と漢墓の分布図作成 |
調査機関 | 日本国側: 秋田県埋蔵文化財センター 中華人民共和国側: 甘粛省文物考古研究所、甘粛省博物館、武威市文物考古研究所 |
発掘調査の体制 | 団 長:王輝(甘粛省文物考古研究所 副所長) 副団長:櫻田 隆(文化財保護室 主幹) 団 員:趙雪野(甘粛省文物考古研究所 副研究員) 王琦(甘粛省博物館弁公室 主任) 王勇(甘粛省博物館歴史部 副研究館員) 谷地 薫(埋蔵文化財センター南調査課 学芸主事) 藤田賢哉(埋蔵文化財センター南調査課 学芸主事) 芦国華(甘粛省文物考古研究所 運転員) 韓小豊(武威市文物考古研究所 助理館員) 補佐員:劉徳平(陝西省文物考古研究所からの紹介) 張暁菓(陝西省文物考古研究所からの紹介) 郭宗録(陝西省文物考古研究所からの紹介) |