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 平成21年度まで、秋田県埋蔵文化財センターからは合計13名が交流員として中国甘粛省へ派遣され、3~7か月の間、様々な研修のほか、中国での生活を送ってきました。
 このコーナーでは、これまでに中国へ派遣された交流員らが、甘粛省での出来事や印象深かった事がらを一つずつピックアップして、紹介します。
 

※派遣された当時のエピソードですので、現在の状況とは違っている場合もあります。

  • 第1回
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  • 第13回

第1回 中国の携帯電話

私が交流員として中国にいったのは、今から3年前の2003年(SARSが流行した年)であるが、すでに中国でも中流層の間では携帯電話がかなり普及していた。私達がお世話になった考古所の職員もほとんどが携帯電話を持っていた。

機能的には、日本の一世代前のシンプルなものであったが、大分高価なものらしかった。驚くべきは、受信可能エリアの広さである。
日本とは電波方式が違うのだろうか、とにかくどんな田舎にいっても電波が届くのである。街から遠く離れた発掘現場や電波の届きにくそうな山間部にいても電話がつかえるし、日本からの電話も問題なく届く。

日本は中国に比べ圧倒的に狭いのに、ちょっと山間部にいくとすぐ圏外になる。いったい、どっちの携帯がつかえるのか?
実は日本の携帯電話は不便なのではと思った。

中国の携帯電話
中国の携帯電話

平成15(2003)年度交流員 村上義直


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