2006(平成18)年度
平成18年度 第1回運営協議会
Ⅰ 開催期日
- 平成18年6月23日(金) 午後1時30分~午後3時
Ⅱ 所長からの説明・報告(センターの機能・役割、これからの活動目標について)
- 秋田21総合計画の第3期実施計画でも文化遺産の保存・活用を一層図ることがうたわれているように、当センターでも尽力している。今後ともよろしくお願いしたい。
Ⅲ 全体協議のテーマ
- 運営概要の説明
- 平成18年度事業計画
- 平成18年度埋蔵文化財センター調整・普及班事業計画
- 平成18年度発掘調査について
- 協議
- 男鹿整理収蔵室における事業の普及・活用の推進
Ⅳ 委員からの主な提言
男鹿整理収蔵室における事業の普及・活用の推進について
- 男鹿整理収蔵室の認知度は低い。土日開館とすべきでは。
- ロケーションはいいので、県内の類似施設を圧倒するようなものを作り上げてほしい。
- 少子高齢化の問題を真摯に受け止めて対策を考えないといけない。
- 旧男鹿高校の敷地と建物をセンターだけで構築するのか、男鹿市はどうなのか。
- 地震を考えれば収蔵庫は1階にすべきである。
- 男鹿高校の卒業生のものを展示したりできないか。
- ボランティアリーダーの育成をどのように行うのか。相当勉強しなければならないし、現実には大変な困難が予想される。
- 県の失敗例を参考にすべき。
- 発掘品を男鹿に集中させるという考え方には賛同しかねる。
- 「中央調査課男鹿整理収蔵室」というネーミングは再考してもらいたい。
- 男鹿の観光や人の動きの現状をリサーチすべき。
- 県内でも縄文の森を再現しようとしている方々がいるので、そういう人たちの話を聞き、具体化してほしい。
- 文化遺産や史跡などに関する県民塾というセミナーを開いてほしい。これにより男鹿のボランティア育成に弾みをつけてほしい。
- 広報についてはラジオやテレビを使うなど、工夫してほしい。
- 発掘現場の作業員さんたちをどのようにつなぎとめ、組織化できる考えるべき。
- 展示に関しては博物館がプロなので、連絡しながらうまくやってほしい。
Ⅴ 委員からの提言を受けて
- 提言いただいた事項について、早速、所内で検討する事にしました。
平成18年度 第2回運営協議会
Ⅰ 開催期日
- 平成19年2月28日(水) 午後1時30分~午後3時30分
Ⅱ 委員長から挨拶
- 神奈川県の記事のこともあり、全国的に埋蔵文化財行政が変わりつつあるようなので、当センターでも独自の戦略を打ち立てることが必要になるだろう。時代の変化に応じたあり方を考えたい。委員からのご意見をいただきたい。
Ⅲ 全体協議のテーマ
- 平成18年度事業進捗状況の報告
- 発掘調査について
- 秋田県埋蔵文化財発掘調査報告会について
- 普及事業について
- 協議
Ⅳ 委員からの主な提言
委員から埋蔵文化財センターに望むこと
- 農業科学館で農業との関連で土器展示や写真展をやってはどうか。
- 埋文は高くて遠い存在。最も縁遠いと思われる人にでも興味関心を持ってもらえるようなパンフレット作りをしてはどうか。
- 調査資料など、もっと一般の人に分かりやすい表記を心がけるべき。
- 町内会や婦人会、老人クラブなどの団体に向けた広報があってもよいのでは。
- 話の内容は、物語性、事件性を配慮して組み立てるべき。
- 学校から研修で勤務している方々は強力なPR使節。
- 男鹿整理収蔵室ではなく、ここセンター周辺の環境整備からはじめてはどうか。
- 埋蔵文化財センターの周辺にもいろいろな施設があるので、これらをあわせて周遊するプランがあってもよい。
- 来館者への対応をもっとフレンドリーにする。
- 地元市町村の埋蔵文化財の保管活用は、人手が足りず、なかなか進めようがないのが現状。県で市町村を応援するような体制作りを求めたい。
Ⅴ 委員からの提言を受けて
- 提言いただいた事項について、早速、所内で検討する事にし、来年度の事業に活かしてまいります。