遺跡の概要・調査成果

調査成果

調査結果を踏まえて

これまでの調査から、払田柵跡ほったのさくあとの創建年代は9世紀初頭で、10世紀後半にも確実に施設が存続していることが明らかです。

政庁せいちょうは一貫して踏襲され、10世紀前半~中葉の時期に最大規模となります。

外柵がいさく外郭がいかく線は創建時に同時に造られましたが、外柵は建て替えがなく、短期間の造営で、やぐら状建物を伴いません。
これに対し、外郭線には4期にわたる変遷があり、払田柵跡の終末まで存在しました。各時期の年代幅は約50年と推定されます。
建て替えにあたっては門、櫓状建物も含め、外郭線全体が軌を一にして行われました。

払田柵跡の移り変わり

9世紀前半
9世紀後半
9世紀末~10世紀前半
10世紀後半

問い合わせ先
秋田県教育庁払田柵跡調査事務所
〒014-0802 秋田県大仙市払田字牛嶋20
TEL:0187-69-2442  FAX:0187-69-3330
mail : hotta-no-saku@mail2.pref.akita.jp

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