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お知らせ
2020年06月09日
秋田県と山形県にまたがる鳥海山の豊富な雪どけ水は、水温が低く、山に近い象潟町上郷地区では水が冷たいまま田に入るので、稲がよく育ちませんでした。
そこで、昭和2年から「温水路」が建設され、太陽の熱をたくさん取り入れて水温を上げるという日本初の試みが行われました。水路の幅を広く、水深を浅くし、多くの段差を配することで、水温が上がって、稲が良く育つようになりました。
この温水路は、鳥海山の恵みと、先人たちの知恵と努力を教えてくれます。