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地域について

地域のあらましと歴史

 加茂青砂(かもあおさ)地域は、男鹿半島の西海岸にある人口142人の小さな漁村です。南北800メートルほどの磯に沿って集落が続き、中央の加茂漁港を挟んで、北の加茂地区と南の青砂地区とに分かれています。
 磯は小石が多く、その名のとおり青色に染まる海岸線は、日本海沿岸でも屈指の美しさを誇っています。
 集落は、県道から50メートルほど下ったところにあります。背後には急峻な山が迫り、かつて棚田を築き稲を育てていました。
 集落の両端は、北を天ケ崎、南をカンカネ洞という険しい岩場に阻まれています。このため、昭和40年代に半島西海岸を走る観光道路(県道59号線)が開通するまでは、船での往来が主体で、かつては陸の孤島とも呼ばれていました。
 日本海から大きく入り込んだ湾は、北前船が行き交う時代から風待ちの港として利用され、江戸時代には紀行家の菅江真澄も訪れて、加茂青砂の男女が盆踊りを踊るさまを記録しています。
 加茂青砂を含む半島西海岸部は、古くから豊かな漁場として知られ、現在でも加茂漁港では漁船や釣り船が活動しています。釣り場としては、男鹿半島の磯の中でも屈指の人気を誇り、ダイビングスポットとしても知られています。
 また、集落南寄りにある緑地広場には、昭和58年の日本海中部地震で津波の犠牲となった合川南小の子どもたちの慰霊碑があり、今も住民の手で大切に守られています。


※人口・世帯数は平成27年2月28日現在のものです。