たいよう 1,000おくにひとつのたいせつなほし

 
 
  私たちが暮らしている地球にとって、なくてはならない大切な星が「太陽」です。太陽と言えば、皆さんどんなイメージを持っていますか?大きい、熱い、遠い、明るいなど人によってさまざまなイメージがあるのではないでしょうか?
  では、どれくらい大きいのか、どれくらい熱いのか答えられる方はいますか?この本ではかわいい太陽君が自分の特徴を楽しく教えてくれます。
  むかし、むかし。約46億年前に太陽という星が生まれました。恒星という光輝くエネルギーの塊で、銀河系に1000億個以上ある星の一つです。 
  一番大きい星ってわけじゃなく、一番明るい星ってわけでもない。一番古い星でもないけど、地球にとっては一番大切な星。太陽の光が地球に届くまで8分。8分で君を温かく照らしてあげる―。
  このように、太陽君が物語調で、他の惑星や太陽との距離や大きさ、熱さなどいろいろな事を教えてくれます。細かいデータも掲載されていて、繰り返し読めば、太陽博士になれるかもしれませんよ。

林一輝(NPO法人ファザーリング・ジャパン東北)

(令和6年6月29日秋田魁新報掲載)

 

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対象年齢 小学校低学年ぐらいから
作者名等 ステイシー・マカナルティー・著、スティービー・ルイス・絵、千葉 茂樹・訳
出版社 小学館