表紙の丼の中に、赤鬼、えび天、フルーツ、ペンギン、お城などが見えます。なんだかいろんなものと出会えるような予感がしてきますね。丼のふたをとる時のようにワクワクしながら絵本の中身を見ていくことにしましょう。
まず出てきたのは、てんぷらどんにかつどん。どちらもてんこ盛りでおいしそう♪ ページをどんどんめくっていくと、カレーどん、きつねどん、フルーツどん…? ありそうでなさそうな、想像を超える丼ものが次々と!
あれっ、よく見るとページが上下に分かれていて、別々にめくることができそうですねぇ。先ほどまでは上側だったので、次は下側をめくってみましょう。てんぷらうどん、かつそば、てんぷらパフェ、かつアイス、てんぷらカウボーイ、かつざむらい!? もはや食べ物の域には収まらなくなってきました。
絵と言葉の組み合わせは241種類! お子さんやお孫さんと一緒にめくって、おいしそうなもの、かわいいもの、笑ってしまうようなものなどお気に入りを発見してみてください♪ この絵本のように世の中のさまざまなものを組み合わせてみるのも面白いかもしれませんね。
髙橋寛光(あきたパパ絵本チーム「パパコラボ」)
(令和6年1月27日秋田魁新報掲載)
対象年齢 | 3歳ぐらいから |
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作者名等 | やぎ たみこ・作 |
出版社 | ブロンズ新社 |