チキカングー

 

 
  
 
 

 タイトルであり、キーとなる不思議な言葉「チキカングー」。繰り返し読んでいくと、自然とリズムが生まれてくるからこれまた不思議。思わず口ずさみ、リズムに乗って踊りたくなる絵本の世界へようこそ♪
 タンバリンを鳴らしながら二足で歩くわんちゃんが登場。もちろん「チキカーン チキカーン チキカーン グー」という言葉と一緒です。楽しそうな表情や足の運び、タンバリンの音が聞こえてきそうな絵を見ているだけでも楽しいけれど、声に出すともっと楽しい♪
 まずはねこちゃんに出会いましたよ。列車ごっこみたいに、両前足をわんちゃんの両肩に乗せて出発! 「チキカーン ねこちゃん チキカーン ねこちゃん チキカーン チキカーン チキカーン グー」。おいもちゃん、メルちゃんも列に加わり、ますますにぎやかになっていきます。最後に一行が出会ったのは、迷子になって泣いているぼっちゃん。大丈夫、一緒にお家に帰ろうね。
 「チキカングー」にどんな意味が?なんて気にするのはナンセンス。意味はないけれど、大切なのは、楽しい気持ちと著者は述べています。思い思いの読み方、遊び方を見つける旅へ。さぁ思いのままに「チキカングー」♪





髙橋寛光(秋田パパ絵本チーム「パパコラボ」)

(令和8年10月3日秋田魁新報掲載)

2026あふれちゃんのえほんばこへ進む

林一輝(NPO法人ファザー リング・ジャパン東北)
対象年齢 赤ちゃんから(0歳~ )
作者名等 樋勝朋巳・作
出版社 こぐま社