ねんね

 

 
  
 
 


 皆さんは眠りに就く時、どんな姿勢をしていますか?顔を天井に向けたり、横を向いたり。あるいは、うつぶせが落ち着くという人もいるかもしれませんね。今回ご紹介するのは、動物たちのかわいらしい寝姿を知ることができる写真絵本です。
 表紙では、リスが木の上ですやすやお昼寝。小枝を抱え込むようにして上手に体を預けて眠っていますね。お次はカンガルーの親子。子どもがお母さんのおなかの袋から顔だけ出して気持ち良さそうに目をつむっています。さらにページをめくると、4匹の子ギツネたちがぎゅっと体を寄せ合い、仲良く眠っています。他にもキリンやカバ、コアラなどが寝顔を見せてくれます。
 タイトルの「ねんね」は赤ちゃん言葉であり、上から読んでも下から読んでも同じ音になる「回文」でもあります。作中、動物の写真にはそれぞれ短い文が添えられていて、「ねんね ねんね」と心地よいリズムが何度も繰り返されるので、言葉の響きの楽しさを感じることができます。言葉を覚え始めたお子さんにもぴったりです。優しく語りかけながら、親子でのんびり、おやすみタイムを過ごしてみてはいかがでしょうか。





 

髙杉尚子(鹿角市立花輪図書館)

(令和8年8月22日秋田魁新報掲載)

2026あふれちゃんのえほんばこへ進む

林一輝(NPO法人ファザー リング・ジャパン東北)
対象年齢 赤ちゃんから(0歳~ )
作者名等 さえぐさ ひろこ・文
出版社 アリス館