エスカレーターとエレベーターの動く仕組みや、安全な乗り降りの仕方を、絵と文で分かりやすく教えてくれる本です。
お話の舞台は8階建ての大きなデパート。さんたろうくんはお母さんと一緒にお姉ちゃんの誕生日プレゼントを買いにやって来ました。1階からエレベーターに乗って、おもちゃ売り場のある6階を目指します。
エレベーターは私たちを離れた階へ素早く運んでくれます。人が乗る「かご」は、丈夫なロープでつり下げられています。ロープの反対側には重りがつり下げられていて、重りと巻き上げ機の力でかごが上下する仕組み。この本は、普段は見えない部分まで絵で見せてくれます。
プレゼントを買ったさんたろうくんとお母さんは、エスカレーターで屋上広場に向かいます。大人はベルトにつかまり、子どもは大人と手をつないで乗ります。エスカレーターは、床の下から出てくる「ステップ」が持ち上がり、階段状になって人々を運んでくれます。ステップは、その下の歯車が動かしています。
見開きいっぱいに緻密に描かれた絵からは、売り場や街の賑やかな雰囲気が伝わってきます。お出かけ前や帰宅後に読んでほしい一冊です。
髙杉尚子(鹿角市立花輪図書館)
| 対象年齢 | 小学校低学年ぐらいから |
|---|---|
| 作者名等 | 小輪瀬 護安・作 |
| 出版社 | 福音館書店 |