どんないろがすき

 

 
  
 
 

 皆さんが子どもの頃よく歌ってもらった曲、耳なじみのある曲はなんですか。今回取り上げるのは、童謡「どんないろがすき」を基にした一冊です。
 NHKの幼児番組「おかあさんといっしょ」で「うたのおにいさん」を務めた坂田おさむさんが作詞作曲。1992年から今なお多くの親子に親しまれている歌です。絵本はその歌詞をなぞって展開します。
 「どんないろがすき」という問い掛けに、子どもたちが赤、青、黄、緑のクレヨンでそれぞれの色から思いついた絵を描いていきます。赤は太陽やリンゴ、黄色はキリンやバナナなど、「この色といえばコレ!」という絵が次々に登場します。ページをめくり、「この色なら他に何があるかな?」と話しながら読むのも楽しいでしょう。
 最後はほかの色のクレヨンも仲間入りして、一気にカラフルになります。子どもたちみんなで鮮やかな虹を描き、晴れやかに締めくくります。
 裏表紙には楽譜が載っています。お子さんに歌ってあげたり、一緒に歌ったり、この本ならではの楽しみ方もできますね。ただし、色鮮やかな絵とテンポのいい歌で、わくわくし過ぎてしまう可能性も。寝かしつけには向かないかもしれませんよ。



 

林一輝(NPO法人ファザーリング・ジャパン東北)

(令和8年2月14日秋田魁新報掲載)

2025あふれちゃんのえほんばこへ進む

対象年齢 赤ちゃんから(0歳~ )
作者名等 100%ORANGE・絵
出版社 フレーベル館