一度出るとなかなか止まらないしゃっくり。そのしゃっくりを、お友達の動物たちと一緒に止めようとするお話です。
子猫のくーちゃんが朝ご飯の最後の一口を食べると、しゃっくりが飛び出します。お水を飲んでも止まらない。お友達に脅かしてもらっても止まらない。お風呂の水に顔をつけても、息を止めても、逆立ちしても止まりません。最後はでんぐり返し。ころころ転がっても止まらない。それでもでんぐり返しを続けるくーちゃんは夢中になってしまい、そのままお外に出てしまい、下り坂をころころころころ。くーちゃんは大丈夫でしょうか。しゃっくりは止まったのでしょうか。
しゃっくりが止まらない困った経験を、優しい語り掛けと優しい雰囲気の絵で描いています。しゃっくりが止まったかな、まだ止まらないよ、というくーちゃんの表情やブルドック、ハリネズミなどのお友達の仕草がとてもかわいらしいです。
子どもたちに読み聞かせをすると、今度はしゃっくりが止まったかなとワクワクした表情をし、止まらなかった時は残念そうな表情に。くーちゃんのしゃっくりを止めてあげたいな、他にどんな方法があるのかなと親子で考えてみるのも楽しいですね。
(令和3年3月28日秋田魁新報掲載)
種村 智子( 秋田市寺内保育所 )
対象年齢 | 赤ちゃんから(0歳~ ) |
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作者名等 | 竹下 文子/作 岡田 千晶/絵 |
出版社 | 白泉社 |