カレーの　ひみつ

　みんなが大好きなカレー。味の決め手になるルウを、家でも作ることができるって知っていますか？
　カレーのおいしさのもとは「スパイス」。植物の種や葉などを干して乾かしたものです。色や香りをつけたり辛くしたりするなど、スパイスの役割はさまざま。どれもカレー独特の味わいを出すのに欠かせません。
　絵本はカレーをルウから作る本格的なレシピを紹介しています。たくさんのスパイスを混ぜてカレー粉を作って、カレー粉に小麦粉などを加えてルウを作ります。そして、ルウを使ってカレーライスの完成です。
　ルウを一から作るなんて難しい…と思いますが、手順はシンプル。作りやすい分量も載っているので、親子で挑戦できそうです。手間暇を掛けて出来上がったカレーライスは、きっと特別な一皿になることでしょう。
　ちなみに、１月２２日は「カレーの日」と定められています。１９８２年に全国学校栄養士協議会が同日の給食のメニューをカレーにすると決め、全国の小中学校でカレーが給食に出されたことにちなんでいるそうです。皆さんもおうちで味わってみてはいかがでしょうか？
 （平成３１年１月２０日秋田魁新報掲載）

佐藤美郷（秋田市立新屋図書館）

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