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  絵本では、たくさんのマークを、見ることができる場面ごとに紹介しています。例えば「まちのなかにあるマーク」のページは、家族で家の周りを散歩しながら交通標識に気づくストーリー。標識の意味や、標識が赤、青、黄に色分けされている理由などを、イラストで分かりやすく伝えています。
  クイズ形式でマークを紹介しているページもあり、工夫も満載で飽きさせません。世界中で使われているマークもあるんですよ。
  マークに興味を持つと、毎日の生活がもっと楽しくなります。みんなも街の中でマーク探しをしてみませんか?
  解説:仁村由美子(聖霊女子短期大学付属幼稚園・保育園)
  
 ▶お父さん・お母さんへの内緒話
  記号やマークは、示す意味や事象をイメージしやすいようにデザインされています。視覚に訴える効果が高いため、子どもにも分かりやすく、興味を持ちやすいようです。親子でクイズを出し合い、マークの意味を当てっこするのも楽しそうですね。マークは私たちの安心安全な暮らしに大活躍しています。ルールを守り、人を思いやる気持ちを広げていきたいですね。
   【2015年 マザーズタッチ文庫】
  
| 対象年齢 | 5歳ぐらいから | 
|---|---|
| 作者名等 | ぼここうぼう/絵 村越愛策/監修 | 
| 出版社 | 学研 |