わんぱくだんの きょうりゅうたんけん

　けん、ひろし、くみの仲良し３人が集まれば「わんぱくだん」の結成です。３人は公園に新しくできた恐竜の滑り台で大きな卵を見つけました。「こんな大きいたまご見たことないね」「あっ！動いてる！」。卵はゴロゴロ転がって、トンネルの中に。３人が卵を追い掛けて、冒険の始まりです。
　３人がトンネルを進んでいくと、大昔の恐竜の世界へ迷い込んでしまいます。子育てをする優しいマイアサウラを間近で見たり、トリケラトプスに追い掛けられたりして、３人は恐竜の世界でドキドキをたくさん経験します。
　最後はティラノザウルスに追い掛けられて洞窟に入ると、不思議なことに公園に戻っていました。「夢だったのかな…？」。夢なんかじゃありません。だって手のひらには恐竜の卵のかけらがありました。
　仲良し３人組が不思議な冒険を繰り広げる大人気の「わんぱくだん」シリーズの中の１冊です。仕掛け絵本となっていて、ワイドに広がるパノラマページは迫力十分で、恐竜の世界に本当にいるような気分を味わうことが出来ます。

福本優子（秋田市岩見三内保育所）

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