足の裏って、最近見ましたか?
赤ちゃんの時は、そのかわいい足、指の小ささ、なぜここにこんなゴミがあるのか、そのゴミまでかわいく見えた足の裏。誕生記念で足型をとってあるおうちもあるのではないでしょうか。成長と共に足の裏がどんな風に進化していくのか、ゴリラと比べたり、昔々の祖先の生活から振り返ったりしながら学べる科学絵本です。
何と言ってもこの絵本のすごいところは、今の足型を直接絵本の中に残せるという斬新さ!
子どもが自分で挑戦してみるもよし、お母さんが子どもの足に触れて、くすぐったくて大笑いしながらぺったんこするもよし。味のある思い出に残したい特別な絵本になることでしょう。ただ、貸し出し絵本ではご遠慮ください。
運動会に向けて、土踏まずチェックや走り方を確認しながら、対策を練ってみたりするのにもお薦めです。
やぎゅうげんいちろうさんの描く子どもたちのパワフルな表情や、親近感のあるセリフ、そして隠し絵もありますので、すみずみまで見て楽しんでください。
三浦恵理子(秋田市寺内保育所)
対象年齢 | 5歳ぐらいから |
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作者名等 | やぎゅう げんいちろう/作 |
出版社 | 福音館書店 |