夏といえば、お化け~!怖いけど、気になって仕方ない、子どもの大好物です。ちょっとお化けが苦手な子どもも楽しめる絵本を紹介します。
夏の夕暮れ、川の近くの壊れた空き家。そこに現れたのは、ふたりのコック見習いお化け「ぺーたろ」と「ぽいぞう」です。ここは、「けむりもくもくおばけ」が親方のお化けレストラン。
新メニューを思いつき、早速レストランに出してみることになりそうです。試作品を味見すると、「のどがくるくるして、ほっぺたがきゅっ」。名前は「くるぽんきゅー」。さて、お客さんのお化け達は気に入ってくれるのでしょうか。
お化けの市場には、不思議な名前をした野菜や、この世ではお目にかかれない調味料も並んでいます。絵本をまねて、子どもと一緒に特別なメニューを考えて作ってみるなんていかがでしょう。お化けレストランごっこ、楽しい夏の思い出におすすめです!
怖くないけどお化けを身近に感じられるお話です。
三浦恵理子(秋田市寺内保育所)
対象年齢 | 3歳ぐらいから |
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作者名等 | 西平 あかね/作 |
出版社 | 福音館書店 |