能代市上町(かみまち)地域は、能代市の中心部に位置し、地域内には能代市役所があり、商店や病院などが多いのが特徴です。資源ゴミの回収など、自治会活動で得た収入を街なかの美化活動に役立てています。
能代市を中心に活動する「常盤ときめき隊」が上町で行っている「日曜朝市」は、車を持たない高齢者に好評で、毎回、短時間で売り切れとなってしまう人気ぶりです。
また、平成30(2018)年からは地域の通称“マルシェ通り”で6~11月の毎月第3日曜日に“人と人とがつながる”をコンセプトに「ときめ木マルシェ」を開催しています。毎回テーマを設けて行われており、上町の賑わいづくりに一役買っています。
この他、「のしろ白神ネットワーク」が主催するイベント「のしろまち灯り」の会場にもなっており、市内外の団体と連携することで市街地のにぎわいづくりに取り組んでいます。
平成17(2005)年には、自治会で自主防災組織を立ち上げました。地域を8ブロックに分け「防災責任者」と「情報伝達員」を配置。さらに一人暮らしの高齢者など災害時に支援が必要となる家などの情報をまとめた防災マップも作成しているほか、防災セミナーも毎年開催しています。
防災と合わせた地域コミュニティの活性化活動が評価され、平成25年度、秋田県優良自主防災組織として表彰されました。
※人口・世帯数は令和4(2022)年4月1日現在の能代市のデータです。