能代市の市街地には、33番観音札所めぐりの行事があります。上町の観音堂は9番札所で、春と秋に執り行なわれる神事の決まりごとを守るということから、「札打ち」は春と秋の年2回行われています。
「札打ち」の行事を取り仕切るのは上町女性部の「すみれ会」。それぞれの観音堂で札所を巡る方々を出迎え、一緒に御詠歌を読み上げます。札所巡りの皆さんを見送った後は、お供えしていたお膳をすみれ会の皆さんでいただくのが、恒例となっています。
こちらの記事もおすすめです
赤ずし
秋田県北部に伝わる「赤ずし」は、お盆に仏壇やお墓のお供えとして作られてきました。ちょうど、赤しそが収穫できる時期とも重なり、「ご飯の漬物」とも呼ばれお盆の食卓には欠かせない一品でした。 材料と作り方はいたって...
食
郷土料理
さくら庭の桜並木
能代市上町地域に所在する、能代市役所の敷地には、「さくら庭」と呼ばれる桜の名所があります。 かつて、桜の名所であった「旧渟城(ていじょう)第二小学校」に植えられていた桜が市民の要望でその場に残され、その桜を中...
自然・施設
花・樹木
「すみれ会」の活動
能代市上町地域の「すみれ会」は、上町自治会の女性部として、平成14(2002)年から活動を始めました。きっかけは、市内33ケ所にある観音堂の札打ちの継承でした。以来、地域の活性化を目指して様々な活動を行っています。 札...
地域活動
地域団体