認定事業者の紹介

認定事業者に、なぜリサイクルに取り組みはじめたのか、製品へのこだわりなどを紹介します。

新素材誕生!木材とプラ、どちらの特長も兼ね備えるエコ建材
秋田ウッド(株)
秋田ウッド(株)

何を作っていますか?(認定製品の品目名)

再生有機系建材(廃木材と廃プラスチックの混合資材)

何をリサイクルしていますか?(廃棄物名、循環資源名)

廃木材(建築解体木材、おが屑、木くず)、廃プラスチック(プラスチック端材やペットボトルキャップなど)

それはどこから排出されていますか?

廃木材(製材所や木工所、建築解体現場)、廃プラスチック(プラスチック製品製造工場や家庭など)

それは、これまでどう処理されていましたか?

焼却、埋立

その処理方法には、どんな問題や課題がありましたか?

プラスチックは、多くの種類があり、きちんと分別されたものでないと利用できないことと、供給量をコントロールできない

製品について

【AO-M Wood】 再生有機系建材
建設発生木材などの廃木材と廃プラスチックを、粉砕・成形して製造される木質の建築資材です。木の外観を有し、耐腐食性・耐候性など木にはない多くの特長を持つ新建材で、使用後は再粉砕して、再資源化が可能です。
 

思い・メッセージ

地元地域から排出されるゴミ(資源)、分別すれば有効に利用できるものが沢山あります。

秋田ウッドでは、地元から多く排出され、今までその処理に困っていた廃木材と廃プラスチックを活用して、WPC/WPRC(木材・プラスチック再生複合材)を製造しています。
市内の大手医療機器メーカー工場からの多量の廃プラ、そして、近隣の製材工場の廃木材を購入し、全く新しい商品を開発しました。
廃プラ45%、廃木材55%。これは、全国にある再生有機系建材の中で、この木材配合率は、現在、日本一です。


資源を有効利用しているだけでなく、伐採により環境破壊につながってしまっていた熱帯地域の木材の代替材となることで、森林保護の面にも貢献できています。

木材については、木が吸収しているCO2を、焼却処分するのではなく再利用することで、CO2を留める効果があります。
プラスチックについては、これまで焼却・埋立処理されてきたものの有効活用に繋がっています。また、市町村の処理施設の延命にもなります。
CO2の発生抑制効果の指標である LCCO2(Life Cycle CO2)は、バージンのものと比べ0.5の値となっており、抑制効果は高い。
 

工場見学はできますか?

秋田ウッド(株)

会社概要

秋田ウッド(株)
秋田県大館市白沢字松原570
0186-47-2230
https://www.akitawood.co.jp/

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