爪はどのようにできるのか、爪の大切さとは? 爪のことを理解できる絵本です。子どもの爪かみに悩むお父さんやお母さんも多いはず。お子さんと一緒に読むと、爪かみ癖を直すきっかけとなるかもしれません。
主人公のゆうちゃんは、爪をかじるのが癖で、いつも爪をガジガジしています。そんなゆうちゃんの爪かみを見た、爪のないお化けの子は「つめって おいしいの?」とゆうちゃんに乗り移ります。
でも、いつも爪をかんでいるゆうちゃんの爪は短く、かむことができません。それならとお母さんに乗り移り、“ガジガジ ガジガジ…”。爪かみを始めたお母さんの顔は…。
お母さんの顔を見てゆうちゃんが驚いたので、お化けの子は楽しくなって、いたずらをしに外へ飛び出していってしまいました。街へ行くと、どんどん人に乗り移り、次から次へと爪をかみました。
あちこちで爪をガジガジする人が増え、街ではニュースに。爪がないことの不便さや、爪の中にばい菌がいることなどを聞いて、お化けはびっくり。みんなの爪をかみすぎて、おなかが痛くなった様子です。いたずらお化けを通じて爪の働きを知ったゆうちゃんが、爪をかまないお約束をしたお話です。
対象年齢 | 3歳ぐらいから |
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作者名等 | よしむら あきこ・作・絵 |
出版社 | 教育画劇 |