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イベント

18.11.16

「比内地鶏×フレンチ」スペシャルセミナー開催!

2018年10月中旬、東京青山にある料理教室AMY’S。

今回は、世界で活躍するスペシャルなお二人を講師に迎え、比内地鶏の更なる魅力に迫ります。

キッチンに立つのは、世界各国のホテルやレストランで活躍しパリのコルドンブルーで教鞭をとられていたシェフ、パトリックテリアン氏とフードプロデューサーや食ジャーナリストとして活躍されている狐野扶実子氏。

パリで活躍するトップシェフとの交流も深いお二人。
調理方法や盛り付けはもちろんのこと、これまでの経験談や裏話も聞けるのでは!?と胸が高鳴ります!

さあ、開宴!

テリアンシェフと孤野さんはコルドンブルーパリ時代から親交がある間柄。シェフの教え子として孤野さんはコルドンブルーを首席で(!)卒業し、今でも日本とフランスを行き来しながら、友人として長く深い親交を築かれています。なんと素敵な関係なのでしょう。

そんなお二人を目の前に興奮気味な私ですが、皆さんも同じ気持ちの様子です。表情から、わくわくが伝わってきます。

テリアンシェフの技を間近で!

まずは比内地鶏を丸鶏から捌くところから教えていただきます。しっかりとした肉質が特長のひとつである比内地鶏。その骨も同様にしっかりしており、簡単に切れない!比内地鶏の濃い旨みとしっかりとした肉質にシェフも驚きの様子。
フランスでもこれほどの鶏は手に入らないとか…!?貴重な機会に、身を乗り出して聞き入る参加者の皆さま。
一挙手一投足、目を話したくない!という想いが伝わってきます笑贅沢にも、今回は狐野さんがシェフのサポート兼通訳を担当です。長年の信頼関係を垣間見るように、デモンストレーションは阿吽の呼吸でテンポよく進められていきます。比内地鶏の肉質に合わせてシードルで煮込みます。シェフと狐野さんのかけ合いに、思わず笑顔に。

続いて、デザートに使うメレンゲを焼きます。今回は、ライムゼストを使って爽やかな香りをまとわせます。ライムの酸味は高温で焼くと飛んでしまうため、あえてクエン酸を入れるのだそう。なるほど、料理は科学と実感。食材ひとつひとつの個性を大事にしながら、味付けし盛り付けていくシェフ。凛とした姿に惹きこまれます。

スペシャルディナー、いただきます!

あっという間にデモンストレーションの時間が過ぎ、いよいよ試食となります。

今回は比内地鶏をメインに最も美味しくいただけるように、特別なコースを組み立てていただきました。

前菜
PETITE SALADE FRAICHEUR DE LÊGUMES CROQUANTS, HUILE DE NOISETTE, PIGNONS et COMTE
~火入れをして食感を生かした野菜と松の実、コンテチーズのサラダ、ヘーゼルナッツオイルの香り~

メイン
FRICASSÊE DE VOLAILLE AU CIDRE BRUT; POMME GOLDEN ET PETITS LEGUMES GLACÊS ( je mettrai le nom de la volaille aussi quand tu me le communiqueras)
~シードルと使った比内地鶏のフリカッセ りんごと季節の野菜のグラッセ~

デザート
GELÊE D’AGRUMES ET DOIGTS DE MERINGUE ACIDULÊS
~柑橘類のジュレと酸味の効いたメレンゲスティックを添えて~

お皿を前に、思わず笑みがこぼれます。

各テーブルを回り、ゆっくり丁寧に皆さんと会話されるお二人。

スペシャルなお二人を前にお腹も心も大満足な様子の皆さま。
比内地鶏の更なる魅力や可能性を実感していただけたようです!

テリアンシェフ、狐野さん、サポートいただいた皆さま、ありがとうございました!

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