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イベント

19.12.24

料理教室探訪 〜「Salon-de-Mahya」真山安枝先生〜

品川駅からほど近い高層マンションの一室で開催されている、

真山安枝先生の「ワインに合わせたおもてなし料理レッスン」に伺いました。

テーマは「クリスマスを盛り上げるおもてなしメニュー」です。

・しいたけのポテトのスープ添え

・クスクス入り比内地鶏のモロッコ風煮込

・鴨のオレンジソース

・ミルクゼリー苺ソース添え

4品とワインが楽しめるレッスンです。

 

テーブルコーディネートやフラワーアレンジも得意な真山先生。

レッスンの前に、まずはクリスマスのおもてなしテーブルアイデアの紹介。

ナプキンで作れるツリーの折り方なども教わりました。

テーブルランナーやプレイスマットも先生の手作りだそうです。

 

真山先生は、旅行先のイタリアで赤ワインのおいしさに目覚め、ワインスクールに通い資格試験にも合格。

20年近く開催しているワイン会は、137回にもなるそうです。

働きながら調理師学校にも通い、調理師免許も取得。

時折海外でも料理の勉強を積み、

現在は料理教室を中心に、年に何回かワイン会も続けていらっしゃるそうです。

 

▼真山先生の教室 / Salon-de-Mahya

https://cookingschool.jp/do/school/index?schoolId=10129

メニューの説明のあと、さっそく調理にとりかかります

レッスンは4名くらいまでの少人数制。交代しながら作業を行い、料理を作っていきます。

 

まずはデザートから。

豆乳をあたため、ゼラチンを溶かし、器に入れて冷やし固めます。ブランデーを少し加えるのがポイントだそうです。

次に、メインの鴨。

ハンガリー産のものを使います。大きいブロックですが、焼くと小さくなるとのこと。

脂身に切り目を入れて、フライパンで焼いていくと、油を一切ひいていないのに、揚げ焼きのように脂がでてきました。

両面焼いたら、白ワインを加えてアルコールを飛ばし、取り出してオーブンで数分焼き、アルミホイルで包んで予熱で火を通します。

フライパンに残った肉汁に、絞ったオレンジ果汁とマーマーレードを加え、バターを溶かしてソースにします。

オーブンの鴨肉を一度取り出し、ソースを塗って再び焼くのがポイント。

 

続いて比内地鶏の登場です。

クスクスというセモリナ粉のつぶつぶパスタを使うモロッコ風のメニュー。

小さめに切った比内地鶏を炒めて取り出した鍋に、粗みじん切りにした玉ねぎとセロリを加えて炒めます。

そこへ、先生が品川にある秋田のアンテナショップで見つけた比内地鶏スープの素、湯むきしたトマト、トマトジュース、スパイスを加え、比内地鶏を戻し入れて煮込みます。

最後にクスクスを加えて味を調えます。

しいたけのポテトスープは、しいたけを入れたコンソメスープに、レンジで加熱して潰したポテトとベーコンを添える簡単メニュー。

ポテトを2本のスプーンできれいに整え、レンゲに盛りつけたら、料理完成です!

 

ワインを開けて、試食です

クリスマスメニューに通して合わせられるので選んだという、スペインのスパークリングワインを開けて、乾杯!

「しいたけポテトのスープ添え」はれんげのポテトを具として食べてもよし、溶かし込んでスープの味変にしてもよし、お好みで楽しめるようになっています。

しいたけからのうまみも加わり、シンプルなのに深い味わい。

そして、「クスクス入り比内地鶏のモロッコ風煮込」です。

セロリの葉を刻んで飾り、彩りにしています。

クスクスを入れる前は汁気の多めなスープですが、クスクスが水分を吸うので、リゾットのような仕上がりになります。

ワインを飲んでいる時でも一緒に食べやすいメニューなのでおすすめ、と真山先生。

 

比内地鶏は小さめに切ってあるので、クスクス全体に濃いうまみが染み込んでいますが、鶏肉自体を食べてもうまみがしっかり残っています。

普通の鶏肉ではこういう味にはならない、と先生。

セロリの香りや食感もアクセントになり、飽きずに食べられるおいしさです。

メインの「鴨のオレンジソース」は

お皿にベビーリーフを丸くリースのように飾り、真ん中にスライスした鴨を乗せ、休ませている間に出た鴨の肉汁も加えたオレンジソースを温めてかけました。

クリスマスらしい美しい仕上がりですね!ソースが深い味わいでおいしいです。

デザートの「ミルクゼリー」は、食べる直前に仕上げたフレッシュな苺のソースをかけて。

あっさりと食べられるので、みなさんあっという間にペロリ。

お部屋からの夜景も美しく、贅沢な気分になりました。