秋田県農林水産部畜産振興課公式メディア

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18.02.19

食べて動いて、健やかな体をつくる ~Keep Fit Kitchen 堀口泰子~

訪問取材第4弾!

“料理教室×エクササイズ”をテーマとした、ユニークな料理教室「Keep Fit Kitchen」を取材しました。

主宰するのは、堀口泰子(ほりぐちやすこ)先生と近藤有加(こんどうゆか)先生の両2名。堀口先生が料理教室を、近藤先生がエクササイズを担当します。

今回は、比内地鶏を使った栄養たっぷりチキンカレーの作り方と、座りながらできる簡単エクササイズを教えていただきました。

体の内面から健康を目指す特別レッスン、始まります!

▼堀口先生(個人)の料理教室はコチラ
Keep Fit Kitchen (https://eiyoushiyakko.jimdo.com/

▼近藤先生(個人)のダンス教室はコチラ
Soleil (https://ameblo.jp/twinkltwinkl1023/

楽しみながら美しく、そして健康に!

堀口先生は、栄養士、食アスリートシニアインストラクターなど様々な資格を持ち、料理教室主宰の他、子どもの食育やアスリートの食事サポートなど幅広く活動する先生です。

一方、エクササイズを担当するのが、某テーマパークでダンスショーの出演経験をもつ近藤先生。

堀口先生とはママ友で、お子さんの幼稚園が同じなのだそう。そのご縁から、数年前より一緒にレッスンを開催しています。

お2人に共通した考えは「忙しい中でも楽しみながら美しく、そして健康になるサポートを行う!」ということ。

堀口先生は栄養のよいかつ手軽な料理、近藤先生はスキマ時間を使ったエクササイズでアプローチしていきます。

では、さっそく料理教室から。調理に取りかかりましょう!

忙しい主婦の味方!時短で美味しい献立メニュー

本日のメニューは「比内地鶏のもも肉を使ったチキンカレー」と「大根のカチュンバル風」の2品です。

カチュンバルはインド料理のサラダです。角切りにした野菜をボールに入れ、レモン汁や塩、クミンなどのスパイスと混ぜ合わせ・・・

これで出来上がり!

「え!?これだけ??」と思うかもしれませんが、メインはチキンカレーなので副菜に時間をかけすぎないことが献立作りのポイントです。

メインのチキンカレーは、フライパンにしょうが、にんにくを入れて弱火で炒めていきます。

キッチンにはいい香りが立ちこみ始めます。

 

比内地鶏を焼いていきます。

ここでのポイントが「一口大より少し大きめ」にカットすること!

噛む回数を自然と増えるよう、また噛むごとに溢れる比内地鶏の旨みを味わってほしいと、この切り方にしたのだとか。

美味しいものを食べて健やかに過ごしてほしい、そんな先生の願いが切り方一つに表れています。

鶏肉の色が変わったらすりおろした野菜やカレー粉などを入れていきます。

全体が馴染んだら、水やトマト缶、ローリエなどを入れて、あとは煮込むだけ。野菜がすりおろされているので火通りを気にせずスピーディにできるのですね。

ある程度下準備がしてあることを差し引いても、ここまでわずか30分程です・・・!

煮込み時間で簡単エクササイズ

煮込んでいる時間を使って近藤先生のエクササイズです。

リバービューの開放的な空間で心も体もリラックス。

イスとボールを使って、普段使わない筋肉に働きかけます。

呼吸を整え、指先まで意識し伸ばしていくと気持ちいい!皆さん筋肉がプルプル・・・見た目以上に効いているようです。

体と向き合い整える、こういった時間も大切に持ちたいものですね。

さて、ちょうどお腹がへった頃、カレーのいい匂いが・・・堀口先生から「できたよー!」との声がかかります!

よく噛むことが健康への第一歩

チキンカレーとカチュンバルは、一つのお皿に盛り付けワンプレートに。

そこに、比内地鶏の出汁で作ったスープを付けあわせます。

堀口先生は、「比内地鶏の筋肉質で噛みごたえのあるところ」がポイントだと言います。
噛みごたえがあるということは咀嚼が増え、消化や栄養の吸収がよくなり、健康の源となるのです。

また、噛む回数よりも『口は消化のはじまり』という意識が大切なのだそう。たしかに、『30回噛みましょう』と言われても難しいし、食材の美味しさをゆっくり味わえないですよね。

噛むほどにその旨みや香りが溢れる比内地鶏。その魅力を存分にお話いただきました。

家族の健康のために

堀口先生は、仕事や子育てで時間がない方でも手軽に作れるよう、「調理は簡単にかつ身近な食材で」がモットー。

料理が美味しいのはもちろん、食べることで健康な体づくりができるよう日々生徒の皆さんをサポートしています。

『何を食べるかと併せてどう食べるかもとても大切。お子さんにも伝えていってほしい』

深く勉強し経験された先生ならではのメッセージが印象的でした。

 

堀口先生、近藤先生、ありがとうございました!