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19.03.05

料理教室探訪〜「Smile meal」渥美まゆ美先生〜

 

管理栄養士・フードコーディネーターの渥美まゆ美先生は、生活情報系のテレビ番組でコメントされたり、企業のイベントで調理のデモンストレーションをされるなど、レシピ開発以外にもメディアに多く出演されています。

今回は昨年の比内地鶏応援隊の先生向けセミナーでも紹介されたメニューの特別レッスンが開講されるというので、取材チームもお邪魔しました。

▼昨年のセミナーの模様

比内地鶏首都圏セミナー2018’開催!

 

渥美先生の先日オープンしたばかりのスタジオは、真ん中に大きくておしゃれなテーブルとアイランドキッチン。奥にはソファーもあり、仕切りのない開放感のある造り。

人生で初めて料理教室に参加するという生徒さんもいて、みなさん始まる前からワクワクされているようです。

 

▼渥美まゆ美先生HP「Smile meal」

http://www.smile-meal.com

 

まずは渥美先生のデモンストレーション!

レッスンのメニューは2品。

・比内地鶏のロースト 〜パルメザン風味のきりたんぽサラダで〜

・比内地鶏むね肉と和だしの具たくさんスープ

現地視察の場でも生産者の方向けの講義もされた渥美先生。豊富な知識を織り交ぜながら、レッスンが進みます。

比内鶏と比内地鶏の違いは?

疲労回復効果がより高いのが胸肉なのはなぜ?

さらに疲労回復効果を高めることができる抗酸化作用がある食材は?

 

などなど。みなさんメモもとりながら、先生の話に聞き入っています。

胸肉はスープに。もも肉はサラダに使います。

黄色い脂は取らずにそのまま使えるのが比内地鶏のすごいところ。新鮮な空気と水、豊かな自然のもと育てられているからか、臭みも少ないのです。

皮がおいしいのもうれしいですね。

スープはとにかく具沢山。

普段から渥美先生は具沢山なスープを提唱されています。忙しい毎日でも、具沢山のスープがあれば、あとは炭水化物があるだけで栄養バランスが整うというのが魅力だそうです。

そして、うまみの相乗効果のためにもいろいろな具材を使います。比内地鶏、かつおぶし、昆布、きのこ類、いろいろなうま味成分が加わることで、何倍にもうまみが増すため、減塩でもおいしくなるのだそうです。

もも肉はガーリックオイルでじっくりソテーして薄切りに。

サラダの葉物類は濃い色のものも使い、パプリカや紫玉ねぎも抗酸化作用が期待できるので良いそうです。

ただ栄養価だけを気にするのではなく、いろどりよく楽しんで食べることが大事、と渥美先生。

スープもできあがり。

サラダのもも肉を焼いたあとのフライパンに残った比内地鶏のおいしい脂でマッシュルームを炒め、調味料を加えてドレッシングに。

おいしさを余すところなくいただけるレシピです。

デモンストレーションのあとは、みなさんで実習開始!

普段は料理本を見て料理をしているという方や、毎日自炊という方もいて、切り物も手際よくすすんでいるようです。

自然と会話が生まれて、みなさんとてもたのしそう!

デモンストレーションよりも多い量を一度に調理するので、大きめのフライパンに比内地鶏がぎっしり並んでいます。

順調に調理がすすみ、それぞれ自分の分のサラダを思い思いに盛り付け、スープもよそったら、完成!

 

テーブルに運んで試食です

みんなそろって、いただきます!

 

比内地鶏についても栄養効果についても、疲労回復に必要な成分についても情報が盛りだくさんの渥美先生のレッスン。

生徒さんは先生の細かな包丁使いや切り方など、曖昧だった部分が明らかになり、とても勉強になったとおっしゃっていました。

比内地鶏について知ることで興味がわき、普段の買い物でも食材について考えるきっかけになるようなレッスンでした。

試食では、食べ応えのあるスープのうまみに驚き、チーズをまぶして焼いたきりたんぽをトッピングしたボリュームたっぷりのサラダに大満足。ご参加のみなさんも会話がはずみ、おいしい料理が人をつなげる瞬間に立ち会えた気がします。

渥美先生、ご参加のみなさん、ありがとうございました。