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イベント

19.02.14

料理教室探訪〜「食育クッキング」阿知和梨香先生〜

区民センターの実習室にかわいい子どもたちとお父さんお母さんが続々とやってきます。

食育クッキング

阿知和梨香先生の「食育クッキング」教室は、世田谷区の子育て支援の助成金事業として運営されていて、年長さんから小学生までの「子どもクラス」と1歳半から小学生のお子さまと保護者も一緒に参加できる「親子クラス」があります。

今日は「親子クラス」。8組の親子あわせて20人が参加。

いつも人気ですぐに予約が埋まってしまうそうです。

 

阿知和先生は、以前は食品メーカーで開発の仕事をされていて、食育レッスンはお子さまが生まれてから始められたそうですが、もともと学生の頃から子ども好きでスイミングのコーチなどもされていたそう。

先生の他に、ようこ先生と工作を担当するなおみ先生が教室をサポートしています。

この日参加される方は初めての方が1組、他の方々は何度か来られているそうで、食育クッキングが始まった2年前からほぼ毎回参加されているという方もいるそうです。

 

▼阿知和梨香先生「食育クッキング」

https://shokuikucooking.jimdo.com

 

 

比内地鶏の手打ちうどんレッスンスタート!

比内地鶏とブロイラーの違いをお子さまにもわかるように、よく通る声で、ゆっくり丁寧に説明されています。

鶏の胸肉はどこかな?ホワイトボードに書かれたイラストを使ってクイズ!

今日のうどんには、比内地鶏の胸肉ともも肉を使います。

塩焼きにした胸肉ともも肉。どう違うか考えながら食べてみてくださいね。と、先生。

「どっちがおいしいですか?」「どっちもおいしい!!」
子どもたちも弾力のあるお肉をおいしそうに食べています。

子どもが食べ終わったら、大人も味見。比内地鶏の味の濃さを体感して納得。

うどんづくり開始

ボウルに粉をあけて、塩と水を加えてヘラで混ぜます。お子さまは、手が汚れてしまうのが気になって、混ぜる作業がうまくいかないこともあるので、まとまってくるまではヘラを使うのがよいそうです。

まとまったら手でこねて、ひとまとまりにして袋に入れます。

テーブルの後ろ側にシートが敷いてあるので、移動して足でふみふみ。

 

袋いっぱいに広がったら畳んであと2回踏んでくださいね。と先生が言っても、みんな楽しくなってついついいっぱい踏んでしまうようです。

お父さん、お母さんたちは見守りながら、生地をまとめるなど、細かい作業を手伝います。

生地ができたら少し休ませている間に、うどんのつゆとだしのお話。

かつおぶしは何からできてるか知ってる?魚だと思うひとー。はーい!

かつおぶしの味見もしてみます。おいしいね。

五味やうまみのはなし、グルタミン酸とイノシン酸のだしの相乗効果についてもホワイトボードを使いながらクイズ形式でたのしくお勉強。

顆粒のだしを使うのはもちろんいいけれど、ときどきはかつおと昆布でだしをとってみてくださいね。

だしが引けたら、醤油とみりん、きび砂糖で味を調えてつゆを作り、

一口大に切った比内地鶏の胸肉ともも肉を加えて煮ていきます。

テーブルに戻って休ませた生地を伸ばして切っていきます。

先生の見本を見てから、お母さんと一緒に伸ばしたり、自分で伸ばしたり。みんな一生懸命。

お母さんも手を出さずにがまんがまん。のばした生地はカードで切ります。

麺ができたら、先生のところへ持っていき、茹でてもらいます。

茹でている間は工作タイム。バレンタインにも使えるカード作りをしました。

集中して作っていると、そろそろうどんが茹で上がりましたよ!  

自分で作った麺にわかめをトッピングして、先生に比内地鶏入りのつゆを入れてもらいます。

席に着いたら、いただきます!

「おいしいね!」という声があちこちから聞こえてきます。

自分で作ったうどんに、きちんととった出汁に、比内地鶏のうまみも加わったうどんつゆなので、いつもより何倍もおいしく感じたことでしょう。

お父さんお母さんととりわけながらも、みんなつゆまで完食!

子どもたちが可愛らしく、写真が多めになってしまいました。(ほんとはもっと載せたかったけど)

ご了承ください。

取材チームもおすそ分けをいただきました。

かつおと昆布の出汁が比内地鶏のうまみも加わることでより濃く感じられました。

コシのあるうどんもおいしかった!

取材にご協力いただきありがとうございました。