秋田相撲甚句会 相撲甚句発表」
カテゴリ:イベントレポート 掲載日付:2025年04月29日
4月29日(火)13時30分から、フォンテAKITA6F あきた文化交流発信センターで「秋田相撲甚句会 相撲甚句発表」を開催しました。
日本の国技として知られ長い伝統を誇る大相撲。その大相撲において巡業や奉納相撲などで唄われる相撲甚句もまた、江戸時代から親しまれてきました。本日は「秋田相撲甚句会」から10名の会員が登場し全18演目を披露しました。
拍子木の小気味よい音色が響く中、一列に並んでの入場です。のぼり旗や垂れ幕が飾られたステージ上はあっという間に厳かな相撲の世界に。相撲甚句は主に「まくら唄」「本唄」「囃子唄」の三つの部分から成り立っており、様々な歌詞をお楽しみいただきました。伝統的な相撲甚句はもちろん、落語のような少し笑えるものから秋田の名所や名物を紹介した唄などをたっぷりと披露しました。中には秋田相撲甚句会の皆様が創作した興味深い歌詞もあります。伝統を大切にしながら、今の時代に合わせて多くの方に伝わる様に作るそうです。人情味溢れる歌詞に引き込まれました。
力士の土俵入りの際の「呼び出し」では秋田でも大注目の王鵬関の名前が。これからの活躍が益々楽しみですね!最後はお馴染み「当地興行」と「せっかく馴染んだ」を全員で合唱し締めくくりました。
威勢の良い「どすこい、どすこい」の掛け声と七五調のリズム、独特な節回しを堪能しより相撲の奥深さを感じました。皆様、本日はありがとうございました。
[日時]令和7年4月29日(火・祝)13:30~14:30
[出演]秋田相撲甚句会
[会場]フォンテAKITA6F あきた文化交流発信センター
[WEB]https://common3.pref.akita.lg.jp/bunka/detail.html?cid=1&id=13