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「第123回 秋田弁の昔っこ」

カテゴリ:イベントレポート 掲載日付:2025年04月12日

4月12日(土)13時30分から、フォンテAKITA6F あきた文化交流発信センターで「第123回 秋田弁の昔っこ」を開催しました。

今年度最初の昔っこは「秋田市民話の会」から5名の語り手が登場。今回が初披露の演目も多く、始まる前は少し緊張感もありましたが、お一人ずつ臨場感たっぷりと個性溢れる語り口で披露しました。

本日は「オオカミのまつげ」「うなぎの蒲焼き」「飛騨の匠とダオ」など動物が盛りだくさん。独特の擬音や声の抑揚で表情豊かに語ります。県内で「ダオ」と呼ばれていた動物をご存じですか?その鳴き声がダオ又はダオーンと聞こえることから今では絶滅危惧種となっている「朱鷺」の事を表しています。昔は朱鷺が広く生息しており、田畑にやって来ては稲や実をついばんだりと荒らして困らせていたそうです。語り継がれるお話から、人々の暮らしも感じる事が出来ました。「ネコの嫁」に登場するネコはお腹が空いたと鳴いてばかり。意地悪な長者は助けてくれず、貧しくも優しい男は自分の食べ物を分け与え可愛がると実は…そのネコの正体は美しい娘っこ。助けてくれた男に恩返しとばかりにたいそう働き幸せな日々がやって来ます。いつの時代も思いやりの心が大切だと教えてくれますね。その他にも少し切ない話やとんちのような言葉遊び、クスッと笑える話などバラエティーに富んだ6話をたっぷりと語りました。合間のふれあいタイムでは手遊びと笑いヨガを会場の皆様と一緒に楽しみリフレッシュ!
うららかな春の陽射しの中、懐かしい秋田弁の世界を堪能しました。
ほっこりと心温まるひとときをありがとうございました。

[日時]令和7年4月12日(土)13:30~15:00
[出演]秋田市民話の会
[会場]フォンテAKITA6F あきた文化交流発信センター
[WEB]https://common3.pref.akita.lg.jp/bunka/detail.html?cid=1&id=13

「第123回 秋田弁の昔っこ」

 

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