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「第121回 秋田弁の昔っこ」

カテゴリ:イベントレポート 掲載日付:2025年01月18日

1月18日(土)13時30分から、フォンテAKITA6F あきた文化交流発信センターで「第121回 秋田弁の昔っこ」を開催しました。

秋田弁に馴染みがある年配の方は昔を懐かしみ、あまり知らない若い世代の方や県外の方にも優しい語り口がほっこりと染みる昔っこ。本日もあたたかな民話の世界をお楽しみいただきました。「秋田市民話の会」の皆様が、新春らしくおめでたい話やお正月をテーマにした演目を披露しました。

「十二支のはじまり」では様々な個性豊かな動物たちが登場します。ちゃっかり一番乗りするずる賢い鼠や、途中で喧嘩をしてしまう犬と猿、猪突猛進の言葉通りスピードが持ち味の猪、今年の干支の蛇はにょろにょろとゆっくりやって来ます。お正月になると話題になる十二支について、どのような経緯で決まり、なぜその順番なのか不思議に思うことがありますよね。お客様も自分の干支が出てくる場面を楽しみにしながら、面白おかしく語られる話をじっくりと聞き入っていました。
「正月の神様」は大晦日に困っている神様を助けるお話。「がっけ地蔵」はお正月なので神様にお餅をお供えしようとするお話。どちらも心優しい老夫婦が登場し、良い行いをすれば巡りめぐって自分に返ってくるという教訓のようなお話。いつの時代も思いやりの心を持つ事の大切さを教えてくれました。

当センターでも120回以上も開催されている人気のイベントですが、同じ秋田弁でも語り手によって印象が変わりまだまだ奥深さを感じます。
今年も秋田の魅力溢れるステージをよろしくお願いします。
皆様、本日はありがとうございました。

[日時]令和7年1月18日(土)13:30~15:00
[出演]秋田市民話の会
[会場]フォンテAKITA6F あきた文化交流発信センター
[WEB]https://common3.pref.akita.lg.jp/bunka/detail.html?cid=1&id=13

「第121回 秋田弁の昔っこ」

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