「秋田市書道会 実技研修会」
カテゴリ:イベントレポート 掲載日付:2024年09月16日
9月16日(月・祝)午前10時30分から、フォンテAKITA6F あきた文化交流発信センターで「秋田市書道会 実技研修会」を開催しました。
午前と午後の2部構成で、午前中は大黒禾苑先生による「かなの楽しさ」をテーマにした講義と課題作品の合評会、午後からは原田翔泉先生、遠田星光先生を講師に「中字、大字仮名の表現方法」の実技ワークショップを開催しました。
大河ドラマ「光る君へ」のブームで、かな文字への関心も高まっている昨今。
今年は「かな文字」をテーマに取り上げての開催です。午前の部では漢字の伝搬からかな文字の成り立ちまでの歴史や、今の形になるまでの流れ、音と意味についての解説を行いました。
また、今回の課題作品に触れ、その装丁方法についてや、時代背景から見た作品解説もあり、参加者の皆さんも熱心に耳を傾けている様子でした。
課題作品では藤原行成「高野切第一種から三種」と紀貫之「粘葉本和漢朗詠集」をピックアップ。参加者の皆さんで持ち込み作品を鑑賞し、それぞれコメントし合う合評会を行いました。
午後の部では参加者がそれぞれ持参した書道道具を使い、実際にかな文字を書いてみるワークショップを開催。講師による実演もあり、筆運びや書き方のコツをわかりやすくレクチャーしました。
道具の貸出もあり、飛び入り参加の方も気軽に体験することができました。
皆様、本日はありがとうございました。
[日時]令和6年9月16日(月・祝) 講義・作品合評会10:30~12:00、実技研修会13:00~15:00
[指導]秋田市書道会
[講師]講義「かなの楽しさ」:大黒禾苑、ワークショップ「中字、大字仮名」:原田翔泉、遠田星光
[WEB]https://common3.pref.akita.lg.jp/bunka/detail.html?cid=1&id=13