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「第112回秋田弁の昔っこ」

カテゴリ:イベントレポート 掲載日付:2024年02月17日

2月17日(土)1時30分から、フォンテAKITA6F あきた文化交流発信センターで「第112回秋田弁の昔っこ」を開催しました。

例年であればまだ雪かきに追われる2月も今年は暖冬で過ごしやすい毎日ですね。一足早く春の訪れを感じる陽気の中「秋田市民話の会」の皆様の心温まる昔話でお楽しみいただきました。

当センターではお馴染みの「秋田弁の昔っこ」ですが毎回違う話が聞けて飽きこない奥深い世界。演目の前後には秋田弁の解説もありより詳しく知ることが出来ます。本日は「物売り」「米の字」「ネギ苗っこ」「ばしこき太郎」など滑稽でちょっと笑える話から教訓になる全7話を披露。ばしこきとは嘘ばっかりを意味する嘘ばしが省略、変化して出来た秋田弁で嘘つきで怠け者の男が主人公の話。嘘をついたり人の真似ばかりしていてはいけないと現代の私たちにも気づかせてくれます。

身振り手振りを加え抑揚をつけた声、次々と変わる語り手の表情にお客様もぐっと引き込まれている様子。秋田弁独特の擬音語を面白おかしく語る姿には大きな笑い声も上がっていました。途中、手品を披露する「触れ合いコーナー」もあり終始ほっこりと和やかな雰囲気のイベントに。最後は司会者が特別にこの季節にぴったりの「節分の鬼」をお届け。語り手さんの優しい笑顔に癒やされて秋田弁の良さを再発見しました。これからも大切に語り継がれていくことと思います。次回もどうぞお楽しみに!

皆様、本日はありがとうございました。

[日時]令和6年2月17日(土)13:30~15:00
[出演]秋田市民話の会

「第112回秋田弁の昔っこ」

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