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「第111回 秋田弁の昔っこ」

カテゴリ:イベントレポート 掲載日付:2024年01月20日

1月20日(土)1時30分から、フォンテAKITA6F あきた文化交流発信センターで「第111回秋田弁の昔っこ」を開催しました。

今年最初の昔っこは「秋田市民話の会」の皆様にご登場いただきました。
新春らしくお正月を題材にしたおめでたい話や家族みんなで笑える話など全7演目を披露しました。

横手地区に伝わる「正月の神さま」は大晦日、老夫婦のもとに神さまが訪ねてくるお話。困っている7人の神さまを助けると、翌年お礼にとまた現れて...
「座頭の木」は洪水が起き不幸にも被害に遭った男を見つけた渡し守の話。手厚く弔ってやるとそこから芽が出て美しい花が咲きやがて大きな木に。いつしか着物や帯、下駄、おもちゃなど欲しいものをその木の下で願えば手に入るように。どちらも人に優しく接すると自分に返ってきて幸せになれるという現代にも通じる教訓のような話。抑揚をつけた声や表情、身振り手振りを加えた語りは臨場感たっぷりでお客様もじっくりと聴き入っておりました。

「おめでたい塩引き」「鼻水の因縁」はこの季節にぴったり冬の笑い話。擬音語を使ったユーモラスな表現には会場から思わず笑い声も。
暦の上では大寒を迎えましたが、県内は昨日までの寒さが少し和らぎ晴れ間ものぞいた本日。心までほっとする優しい秋田弁の世界に魅了されました。

皆様、どうもありがとうございました。

[日時]令和6年1月20日(土)13:30~15:00
[出演]秋田市民話の会

「第111回秋田弁の昔っこ」

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