カテゴリ：イベントレポート　掲載日付：2023年11月26日

 11月26日（日）1時30分からフォンテAKITA6F あきた文化交流発信センターで「第103回民謡祭　秋田民謡教授会『2023年初冬公演』」を開催しました。

当センターで大人気の民謡祭！今年の締めくくりは秋田民謡教授会の皆様にご登場いただきました。教授資格を持つ大ベテランの方々の共演を開演前から多くのお客様が心待ちにしておりました。

出演者全員で「本荘追分」を歌い舞う華やかな幕開けに続いて「秋田長持ち唄」「長者の山」など人気の秋田民謡をたっぷりと聴かせます。また、迫力のある伸びやかな歌声で北海道や津軽民謡も披露し魅了します。

民謡ファンにとって尺八と三味線の生演奏も見どころの1つです。尺八の合奏は4名の奏者が柔らかく優しい音色を響かせます。三味線の曲弾きでは圧倒されるほどの力強い演奏に釘付けで華麗なばちさばきに拍手喝采となりました。

お楽しみのリクエストコーナーでは「秋田船方節」「秋田馬子唄」「江差追分」の3曲を披露し大いに盛り上げてくれました。出演者の先生方は長年に渡りこの伝統を受け継ぎ、中には90歳を迎えた方もいらっしゃいます。円熟味を増してなお民謡の奥深さを知り、若い世代へと繋いでいくよう歌い続けたいと語ると会場からは大きな拍手が送られました。

最後は会場の皆さんと一緒にお馴染みの「秋田音頭」を歌い大盛況の内に終了となりました。

皆様、本日はありがとうございました。

［日時］令和５年11月26日(日)13：30～15：00

［出演］秋田民謡教授会