10月8日日曜日午後２時から、ふれあーるAKITAにて古くから庶民に親しまれてきた伝統芸能、相撲甚句発表が行われました。

当センターでも度々開催してこられたのですっかり慣れた雰囲気です。前唄・後唄・本唄・囃子唄と分けられ、定番の相撲甚句から、笑いを誘う楽しいものまでいろいろありました。2部構成に別れたプログラムで、全13曲の甚句を披露。東西の力士の土俵入りの際の「呼び出し」などで、会場を盛り上げました。相撲甚句は、出演者が輪になり、一人ずつ前に出て独唱するスタイル。独特の節回しに乗せて、人情味あふれる甚句を歌う姿に、「どすこいどすこい」という合いの手が入ります。

会場では小気味よい柝の音色が響き、久し振りの相撲甚句ステージを存分に楽しんでいる様でした。

会場からの拍手で「またやりたい、楽しかった、大勢の方に聞いていただけて普段の練習の甲斐があります」と言ってくれたのが印象的でした。民謡とは違う魅力の相撲甚句、今日来られなかった方は次の機会にはぜひご来場いただければと思います。

秋田相撲甚句会の皆様、本日はどうもありがとうございました。

 

出演：秋田相撲甚句会