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北前船寄港地・船主集落日本遺産認定記念「日本海大正琴交流大演奏会」&「北前船伝承民俗芸能の祭典」プレイベント

カテゴリ:イベントレポート 掲載日付:2019年07月14日

7月14日(日)午後1時30分から、フォンテAKITA6階あきた文化交流発信センターで北前船寄港地・船主集落日本遺産認定記念「日本海大正琴交流大演奏会」&「北前船伝承民俗芸能の祭典」プレイベントを開催しました。

「北前船寄港地・船主集落」が日本遺産に認定された記念として11月に秋田市市文化会館で開催される「日本海大正琴交流大演奏会」&「北前船伝承民俗芸能の祭典」。
今回はそのプレイベントとして、演目の一部を公開しました。

50名以上の出演者が登場し、港ばやしや踊り、民謡など、北前船から伝承された文化や交流に関わった民俗芸能の数々を紹介&披露。
北前船のルーツやエピソードを秋田の歴史と絡めてする場面もありました。北前船とはなんぞや?という話から航海ルート、伝承された文化など、時系列にそって知る事が出来ました。
日本遺産に認定されるにあたって、地元の文化を学び直すよい機会になったのではないでしょうか?

土崎港の曳山まつりでおなじみの港ばやし・寄せ太鼓・あいや節を披露してくださったのは土崎港ばやし保存会の皆様です。実はこれも北前船で伝承された文化のひとつで、あいや節というのは元々は長崎から伝わった「はいや節」がなまって今のあいや節となったそうです。
迫力満点のかけ声と鳴り響く和太鼓の音が、夏の訪れを感じさせます。
演奏の途中で、音が途切れないように奏者を切り替える演出や指先ひとつにも気を抜かない動きに会場の目線は釘付け♪

続いては、「あきた芸能つどいの会」の初瀬さんによるごてんまりのルーツと歴史についてのお話です。
本荘ごてんまりといえば、毎年当センターでの展示を楽しみにしている方も多いのではないでしょうか?
そんなごてんまりを歌った歌「ごてんまり賛歌」で踊る場面も。藤蔭流藤袖会の皆様がごてんまりを手に、和服姿で優雅に舞を披露しました。

早川みかTAPダンススタジオの子どもたちによるヤートセ「港北MATSURIっ子」では、小学生が元気なかけ声とダンスを披露しました。
また、県内のよさこいチームでは最年長グループ「アイリス石川」の皆様も登場。

通常は二人で演じる「秋田万歳」を一人で演じ、漫芸を披露したり、竿燈祭り当日にも披露する予定の「秋田花まるっ音頭」、由利小唄の踊りなど見所が満載の1時間30分でした。

最後は祐徳会の皆様による民謡で、北前船寄港地に関係する東北4県の民謡を歌い、盛況の内に終了しました。
みなさま、本日はありがとうございました。

出演(順不同、敬称略):工藤一紘、土崎港ばやし保存会、初瀬武美、藤蔭流藤袖会、早川みかTAPダンススクール、佐川篤、アイリス石川、祐徳会
 

 

20190714北前船

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