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「秋田相撲甚句会 相撲甚句発表」

カテゴリ:イベントレポート 掲載日付:2019年05月11日

5月11日(土)午後1時30分から、フォンテAKITA6階あきた文化交流発信センターで「秋田相撲甚句会 相撲甚句発表」を開催しました。

大相撲での巡業や神社へ奉納相撲を行う際に力士たちによって唄われる相撲甚句。
その歴史は古く、江戸時代から始まったとされています。

都々逸のように「七・七・七・五」の形式で唄われる相撲甚句には、おなじみの「当地興行」の他にも様々な歌詞があり、シーンに合わせて歌われる演目が変化するそうですよ。

本日のイベントでは、さまざまな歌詞の「相撲甚句」をあつめ、発表するステージです。
ふれあーるでの開催は今回で4度目となります。リピーターの方はもちろん、初めて相撲甚句を聴くという方も何名かいらっしゃいました。

伝統的な相撲甚句の演目を中心に、落語のようなストーリー性のあるものや秋田県の名所や名物を紹介した唄までたくさんの相撲甚句を楽しむことが出来ました。
今回ご出演いただいた秋田相撲甚句会の皆様は、相撲甚句の節回しに合わせた創作歌詞を作ることもあるそうです。

インターバルには柝で始まりと終わりの合図を打ち鳴らします。
民謡で歌われる相撲甚句ではあまり柝を打つ場面をやらないそうで、前唄・後唄・本唄・囃子唄・呼び出しなど、相撲甚句の流れを通して聴き、堪能できる機会となったのではないでしょうか。

出演者全員による「どすこい、どすこい」のお囃子は力強く、聴いているだけで元気が出てくるような素敵なステージでした。
皆様、本日はありがとうございました。

企画:秋田相撲甚句会

20190511相撲甚句

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