「-秋田県芸術文化協会 若者文化支援事業-世界の民俗文化を楽しむ~にかほ市釜ヶ台番楽✕インドネシアバリ舞踊~」
カテゴリ:イベントレポート 掲載日付:2018年09月29日
9月29日(土)午後1時30分から、フォンテAKITA6階 あきた文化交流発信センターで
「-秋田県芸術文化協会 若者文化支援事業-世界の民俗文化を楽しむ~にかほ市釜ヶ台番楽✕インドネシアバリ舞踊~」を開催しました。
県内で芸術・文化活動を行う若者世代の支援及び育成を目的とした「若者文化支援事業」。
本イベントは事業第3回目の企画として、県指定無形民俗文化財であるにかほ市釜ケ台番楽と、ユネスコ無形文化遺産に登録されたインドネシアバリ舞踊の共演ステージを開催しました。
若者を中心とした広報チームの結成や、女性や子供へ担い手対象が拡大され、その継承活動に注目が集まるにかほ市釜ヶ台番楽。小学生2年生の子供たちが堂々と主役を務める演舞をはじめ、3演目を披露しました。複雑な振り付け、躍動感のある演舞を見逃すまいと、立ち上がって鑑賞する来場者もいた程。
バリ舞踊では、ユネスコ無形文化遺産に登録された様式を中心に3演目を披露。
ストーリー性の強い演目とガムランが響く神秘的な音楽、目を見開き指先までしなやかに動かす姿に、来場者が静まり返り、引き込まれていく様子がわかりました。
衣装やメイク、ステージ装飾などは対照的ですが、
神社や寺院で奉納され、魔除けの意味を持つなど共通点も多く
演目や解説を通して、それぞれの歴史や風土、民俗文化の奥深さを感じる事ができました。
衣装体験や舞踊指導も来場者から人気で、
普段目にする事のできない世界の民俗文化に親しみ、楽しんでいた様です。
本日特別に釜ヶ台番楽のお獅子様からお祓いを受けた皆様、とても清々しい表情でしたね!
異文化の共演という貴重なステージで魅了してくれた2団体、そしてお集まり頂いた皆様、本日はありがとうございました。
また、28日にインドネシアで発生した地震、津波による被害が終息し、1日も早く復興される事を願っております。
出演:にかほ市釜ヶ台番楽、ギリ・クンチャナ(giri kencana)