「文月茶会」
カテゴリ:イベントレポート 掲載日付:2018年07月22日
7月22日(日)午後1時から、フォンテAKITA6階あきた文化交流発信センターで「文月茶会」を開催しました。
当センターでは恒例となった秋田県茶道連盟によるお茶会ですが、今回は茶道石州流秋田県支部の皆さまが来場し、お客様にほろ苦い薄茶を振る舞いました。
客席の前方は、赤い野点傘の柄に「松竹水聲涼」と書かれた短冊、夏の野花で生けた茶花が涼やかにしつらえられ、熱気の中足を運んだ方々がホッと一息つける、おもてなしの心に溢れた一角でした。
また、「夏の夜空を想像して楽しんで下さい」と、天の川と織り姫をイメージしたお茶菓子が配られると、その可愛らしさに笑顔を見せるお客様。
ゆっくりとお茶を頂いている間も、佐竹藩で愛用されていたという珍しい翡翠の茶碗や、
日本各地から取り寄せられた茶器についての解説がなされ、茶道の奥深さや、季節を楽しむ日本文化の良さを凝縮したような20分間でした。
お点前の披露はもちろん、お茶を頂く作法も丁寧に指導してくれた
茶道石州流 秋田県支部の皆さま、本日はありがとうございました。
出演:茶道石州流 秋田県支部