カテゴリ：イベントレポート　掲載日付：2017年11月05日

11月5日(日)午後１時から、フォンテAKITA６階 あきた文化交流発信センターで「THE MINYO FESTA」を開催しました。

秋田三絃研究会が結成して10年目ということで開催した今回のコンサートでは、豪華ゲストが続々登場し、三味線の合奏、民謡、手踊りと様々な演目を披露しました。

オープニングでは秋田三絃研究会のメンバーによる、総勢10名での三味線合奏を披露。息ぴったりの演奏で会場を魅了しました。

第一部では手踊り、民謡大学の「おさらい道場」コーナー、民謡艶歌に三味線合奏という演目です。

倉田社中のみなさまによる手踊りでは、おなじみの秋田甚句、秋田おばこを楽しむことができました。

佐藤祐幸さんが学長をつとめる民謡大学のコーナーでは、実際に民謡を学んでいる民謡大学メンバーの民謡発表と、佐藤先生による講評という構成です。発声の練習をしているときには、あたたかい笑みと拍手が送られる場面も。

民謡艶歌では、南部蝉しぐれと紅の舟歌を披露し、独特の節回しが魅力的な歌声でした。

第一部最後の演目である三味線の合奏では秋田荷方組曲を披露。乱れのない速弾きは大迫力！大きな拍手が巻き起こりました。

第二部では、民謡のシニアタイトル保持者による紅白民謡歌合戦が行われました。
出演者のみなさまはベテラン揃いで、圧倒的な歌唱力で、会場も大盛り上がり。すべての曲で声援や手拍子、拍手が惜しみなくおくられました。

紅組と白組にわかれて、交互に民謡を披露します。今回の審査員は５名。
200点満点のうち、得票数によって勝利チームが決定されます。
今回は、投票後に客席投票もありました。拍手の多かったチームに５点が加点され、勝者を発表する仕組みです。
審査員投票で拮抗していたため、客席投票で勝ち負けが決まります。

結果は、どちらにも大きな拍手が送られ、２チームとも５点の加点。
僅差で白組の勝利でした！

特別ゲスト枠では、審査員の佐藤祐幸さんと浅野江里子さんが登場し、それぞれ民謡を披露しました。

フィナーレでは、三味線の合奏で締めくくり、盛況のうちに終了しました。
みなさま、本日はありがとうございました。

企画：秋田三絃研究会