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地域について

地域のあらましと歴史

 北秋田市根子地域は、源平の落人(おちうど)が渡来して開拓をしたと伝えられていますが、定かではありません。伝説では、源義経の家臣佐藤継信の末裔とも、当地に隠棲した平宗盛の末裔ともされています。
 阿仁マタギ発祥の地として知られ、人々は独特の風習と信仰を持つマタギの狩猟文化を守ってきました。しとめたクマの胆は胃腸薬や鎮静薬として古来珍重されてきたため、かつては、クマの胆の販売から薬の行商などに携わる方も多く、製薬業は狩猟とともに地域経済を支えてきました。
 1975年完成の根子トンネルで国道105号線と結ばれるまで、根子地域はマタギの里として知る人ぞ知る秘境でしたが、トンネルを抜けると眼前に広がる、四方を山に囲まれたすり鉢状の集落は、源平落人伝説が残る隠れ里の雰囲気をよく今に伝えており、秋田内陸縦貫鉄道沿線の観光の目玉として、近年、大きな注目を集めています。
 集落は、中心部を流れる根子川に沿ってすり鉢状に発達しています。民家は地域の中心部に集まり、周辺部の高い位置に水田が広がる独特の景観を形づくっています。
 こうした景観を活かして地域おこしを進めようと、2008年度の秋田県農山村活力向上モデル事業の対象地域に選定され、根子トンネル入り口付近からの眺望を確保するためスギ林を伐採したほか、住宅の屋根の色を景観にマッチする焦げ茶色に塗るなどの「修景」事業を行っています。
 また、この地域に伝わる「根子番楽」は勇壮な踊りで知られ、2004年には国の重要無形文化財に指定されています。毎年8月14日に一般公開されているほか、9月の山神社祭典などで披露されています。

※人口・世帯数は平成27年2月28日現在のものです。

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