男鹿市中石 人口:150 人 世帯数:81 世帯

「地域の自然を守ることが地域の活性化につながる」地域全体が動く刈り払いは毎年欠かさず行われている

4月から5月にかけて、男鹿梨の白い花が咲き誇る

潮風が当たる土地で生産される男鹿梨は瑞々しく甘い

大晦日に行われる中石集落のなまはげ

地域のあらましと歴史

 男鹿市中石(ちゅういし)地域は、男鹿半島の付け根の北側に位置し、南に寒風山、北から南は日本海と、海と山に囲まれています。北東北最大の和梨生産地として知られ、「男鹿梨」として主に横浜や名古屋などに出荷、毎年10月中旬にはJA秋田みなみ梨選果場を会場に「男鹿梨まつり」を開催してきました。
 梨の出荷が縁となり、昭和62(1987)年から愛知県・春日井市の小学生と双方向交流を行っていた時期もあります。また、平成12(2000)年には農林水産省が主催する「農林水産祭」の「むらづくり部門」で「内閣総理大臣賞」を受賞。梨栽培に加え、集落での「なまはげ」「送り盆」行事の継続や、世代間交流レクリエーションの開催などが評価されました。


※人口・世帯数は令和6(2024)年4月1日現在の男鹿市のデータです。

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