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地域について

地域のあらましと歴史

 五城目町の馬場目(ばばめ)杉沢地域は、町を東西に流れる馬場目川の上流域に沿って点在する恋地(こいぢ)、坊井地(ぼいぢ)、杉沢(すぎさわ)、合地(ごうち)の4集落で構成されています。
 太平山県立自然公園の一角に位置し、馬場目岳を源流とする馬場目川の上流域は、豊かな自然や森林資源に恵まれ、秋田スギや木炭の一大生産地として、藩政時代から昭和40年代まで大いに栄えました。
 その後、林業の衰退と共に人口も減少、地域のシンボルである杉沢小中学校も2005(平成17)年、児童数減少により廃校となり、住民は心のよりどころを失いました。
 小中学校廃校をきっかけに、2006(平成18)年、地域住民は村おこしグループ「清流の会」を結成しました。
 清流の会は、馬場目川上流の「ネコバリ岩」の保全、行者ニンニクやゼンマイなどの特産品化などのほか、宿泊施設「盆城庵」や、2010(平成22)年4月オープンの農家レストラン「清流の森」など、都市農村交流にも取り組んでいます。こうした取組が評価され、2008年には県農山村活力向上モデル地域に指定されました。
 杉沢地域の棚田をぬうように曲がりくねった道が続くノスタルジックな景観は、2008(平成20)年、映画「釣りキチ三平」のロケ地となりました。ロケ地に使われた茅葺民家は「三平の家」として撮影が行われ、映画効果もあり、馬場目杉沢地域は日本の原風景を求める多くの観光客でにぎわっています。


※人口・世帯数は平成30年4月1日現在のものです。