【お知らせ】三又わらび園周辺で工事を行うため、令和7年度はわらび園の営業を休止します。
令和8年度から営業を再開する予定です。

三又集落のわらび園の写真

 県道40号線から横手市山内の三又(みつまた)地域に入り、ブナの木々が生い茂る山中の林道を車で10分ほど進むと、標高300メートルほどの山中に、約2ヘクタールにおよぶ「天然」のわらび園が広がっています。

 平成22年(2010年)5月にオープンした三又観光わらび園は、ふと地面を見れば、天然のわらびが、すぐ見つかるほど、多くのわらびが自生しています。もともと、わらびが生える豊穣な土地を、三又営農生産組合が、草刈り、肥料入れ、野焼きを行い、観光客用に整備しました。

 三又のわらびは、柔らかく、太く、そして粘り強いのが特徴です。おひたしにして食べたり、三又の伝統料理「納豆汁」に食べたりするのもおススメ。「たくさんの人が三又を訪れる場所になってほしい」そんな思いを込めて整備された三又の天然わらび園、ぜひ足を運んでみてください。小さなお子さんでもたくさんのわらびを採ることができますよ。
 
平成22年(2010年)4月掲載
令和7年(2025年)5月更新

こちらの記事もおすすめです

秋田名物「いぶりがっこ」

 「いぶりがっこ」とは、野菜を燻製してから漬けこんだ秋田を代表する漬物です。がっことは秋田の方言で「漬物」を意味します。三又地域を含む秋田県横手市の山内地区は、昔から「いぶりがっこ」づくりが盛んな地域でした。 ...

漬物

結(ゆ)いの心

 横手市三又(みつまた)地域には、今も「結い」の制度が生きています。「結い」とは、地域を構成する家々に大きな出来事が起きた場合、そこに住む全ての人が、共同して作業にあたる精神のことです。   例えば、茅葺き屋根の葺き...

歴史

地域の歴史

麓友会の活動

 横手市三又(みつまた)地域の「麓友会(ろくゆうかい)」の歴史は長く、明治に設立された「三又麓友会」が前身となっています。 「麓友」とは、明治期にこの地を訪れた農業指導者・石川理紀之助が、山村に暮らす人々を表し...

地域活動

地域団体