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「まんざいを愛する女三人」

カテゴリ:イベントレポート 掲載日付:2018年10月07日

10月7日(日)午後2時から、フォンテAKITA6階あきた文化交流発信センターで「まんざいを愛する女三人」を開催しました。

秋田万歳とは、お正月に家々をまわって万歳で笑いを届けるという秋田の伝統的な祝福芸です。
古くは男性二人が芸を行い、烏帽子を頭に乗せ、扇を手に持った太夫役と、頭巾を被って太鼓を持った才蔵役に分かれて世間の風刺や時事ネタをおもしろおかしく掛け合う噺万歳などを披露します。

今回ステージに登場したのは、女性3名で秋田万歳を披露するチーム「女三人まんざい愛好会」の皆様。
太夫役が一人に才蔵役が二人という構成でした。才蔵は万歳で話を掛け合いする役がひとり、舞や演技を中心に披露する役がひとりとで分担しており、新しい秋田万歳の形を見ることができました。

代表の敦賀谷さんは、
「秋田万歳に関わって15年、ふれあーるAKITAで女性だけの秋田万歳を始めてから3年ということで、メンバーも気合い十分です」
と意気込みを語ります。

ステージでは毎回違った趣向を凝らしており、今回も新しい演目に挑戦していました。
今回は全体を通してストーリー仕立てとなっており、現世に心残りがある亡者が太夫と才蔵の前に姿を現し、芸を披露して成仏するまでの物語を演じました。

扇万歳や御国万歳のほか、大黒舞やばんば舞などの舞も物語に組み込んで披露し、会場があたたかい笑い声に包まれたひとときでした♪

みなさま、本日はありがとうございました。

 

出演:女三人まんざい愛好会

 

女三人まんざい愛好会

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