男鹿市中石 人口:160 人 世帯数:82 世帯

「地域の自然を守ることが地域の活性化につながる」地域全体が動く刈り払いは毎年欠かさず行われている

4月から5月にかけて、男鹿梨の白い花が咲き誇る

潮風が当たる土地で生産される男鹿梨は瑞々しく甘い

大晦日に行われる中石集落のなまはげ

地域のあらましと歴史

 男鹿市中石(ちゅういし)地域は、男鹿半島の付け根の北側に位置し、南に寒風山、北から南は日本海と、海と山に囲まれています。北東北最大の和梨生産地として知られ、「男鹿梨」として主に横浜や名古屋などに出荷、毎年10月中旬にはJA秋田みなみ梨選果場を会場に「男鹿梨まつり」を開催しています。
 梨の出荷が縁となり、昭和62年(1987年)から愛知県・春日井市の小学生と双方向交流を毎年行っています。また、平成12年(2000年)には農林水産省が主催する「農林水産祭」の「むらづくり部門」で「内閣総理大臣賞」を受賞。梨栽培に加え、集落での「なまはげ」「送り盆」行事の継続や、世代間交流レクリエーションの開催などが評価されました。


※人口・世帯数は令和5(2023)年4月1日現在の男鹿市のデータです。

アクセス

関連記事

中石のナマハゲ行事

  12月31日、今年も大晦日がやってきたと、男鹿市の子供たちは心臓を跳ね上がらせながらその時を待ちます。    大晦日、そして男鹿市と言えば、なんといっても「ナマハゲ行事」。毎年、中石地域でもナマハゲが行われます。 ...

伝統行事・イベント

伝統行事

中石クリーン会の看板

 男鹿市の中石(ちゅういし)地域にある「中石果樹会館」の前を通る道路沿いに4枚の看板があります。中石の住民で構成する「中石クリーン会」が地域のクリーンアップを目的に制作した看板で、「ゴミを捨てないで」「自然は大切...

地域活動

環境整備

あんぷらのお塩煮

 秋田県男鹿半島では「じゃがいも」のことを「あんぷら」と呼びます。呼び名の由来には諸説ありますが、オランダ語の「アンプール」が語源ではないかと言われています。アンプールはりんごを意味し、じゃがいもはりんごのよう...

郷土料理

中石の盆踊り

 男鹿市中石地域の盆踊りは、住民の80歳代の方が「物心ついたときにはもう盆踊りが行われていた」と話しており、始まりははっきりしませんが、昔から受け継がれてきた行事です。  中石公民館の広場に建てられたやぐらの上で...

伝統行事・イベント

郷土芸能

中石の男鹿梨

  男鹿梨の里で知られる中石(ちゅういし)地域は、『男鹿五里合民俗誌』によると、江戸時代に越後(現在の新潟県)の人が梨の苗木を中石で植えたのが始まりと伝わり、明治21年(1888年)頃から本格的に和梨栽培が行われるよう...

買う

野菜・果物

直売所

梨フレッシュの男鹿梨加工品

 男鹿市の中石地域は、男鹿梨の生産が盛んな地域です。平成17(2005)年に設立された中石の梨栽培農家の女性たちのグループ「梨(リ)フレッシュレディー´s(現:梨(り)フレッシュ)」では、市場に出回らない小玉の梨を利用...

買う

その他

その他

中石自治会の活動

  男鹿市五里合(いりあい)地区は、広大な田園の周囲に九つの集落が点在しています。その一つ、中石(ちゅういし)地域はこの五里合地区の東側に位置します。  北東北最大の和梨の産地として知られ、「北限の地に梨の一大産地を...

地域活動

地域団体