画像:若畑地域の皆さん

  「小さい若畑 大きな団結」「わだ(私たち)のことはわだでやる」をスローガンに掲げる、湯沢市皆瀬の若畑地域。
 平成の大合併で皆瀬村が湯沢市と合併した際、「この小さな村が周囲から忘れられてしまうのではないか」。そんな危機感を抱いた住民は、「何とかしてふるさと“若畑”を残したい」という思いから「若畑紅葉まつり」を開催してきました。紅葉まつりで販売する「みそ焼きたんぽ」は好評で、東京、仙台、石巻で行われる湯沢市の物産展に出品するなどしたこともあります。

 平成14(2002)年に総務省が若畑で開催したワークショップでは、航空写真をもとに資源マップを作成し、ゲンジボタルやサンショウウオなど多彩な生き物の宝庫であることを再認識しました。その後、仙台の小学生を招いた「皆瀬どじょっこ・ふなっこ村体験in若畑」では、地元の食や生き物と触れあった子供たちの姿から、自分たちの住む地域が大きな魅力を秘めていることに気がついたと言います。

 こうした活動をつづけたことで、平成20(2008)年には秋田県の「元気なふるさと雄湯郷づくり県民運動顕彰事業」の受賞団体にも選ばれています。 また、平成25(2013)年には、住民と県外に暮らす息子や娘などの集落出身者が宮城県仙台市に集まり、「集落を残す」をテーマにワークショップを開催しました。住民が元気なうちに、子供たちと地域課題を共有したいと、秋田県と湯沢市の協力して開催したものです。ワークショップ後、地域に戻ってきた住民もおり、集落の存続を語り合う貴重な機会となりました。

平成23(2011)年4月掲載
令和4(2022)年4月更新

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