湯沢市秋ノ宮地域の旧中山小学校跡地では「唐戸石」を見ることができます。
江戸時代後期、中山集落で起きた地すべりによって役内川が堰き止められ、上流の集落は土砂によるダム湖(堰き止め湖)になったと言われています。現在はダム湖の面影はありませんが、中山小学校跡地には地すべりの遺物である巨礫が多く点在し「唐戸石」と呼ばれる石を、文化11年(1841年)、この地を訪れた紀行家、菅江真澄が「雪の出羽路雄勝郡」に絵図で残しています。
■参考文献
『秋ノ宮のむかし』
●所在地:〒019-0321 湯沢市秋ノ宮 →秋ノ宮地域イラストマップ
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