湯沢市秋ノ宮地域では、旧秋ノ宮スキー場のゲレンデを会場に、「かだる雪まつり」が行われています。
「かだる」は秋田の方言で「参加する」の意味。約3000個のミニかまくらのキャンドルがゲレンデに点灯され、どんと祭、餅つき大会、福(お菓子)まき、雪花火などが行われ、多くの人々で賑わいます。
運営するスタッフは地元住民はもちろん、東京都杏林大学の学生や秋田県立雄勝高等学校の生徒が「かだって」準備を行っています。
また、雪まつりを共催する秋ノ宮地域づくり協議会が、寺沢橋から秋の宮山荘までの国道108号沿いにミニかまくらを設置します。約10kmの区間に灯される灯りは「灯夜(とおや)街道」となり、行き交う人々の目を楽しませています。
かだる雪まつりは、地域住民や学生たち、そしてイベントに「かだる」人々が集うことで続けられています。ぜひ、秋ノ宮の雪まつりに「かだって」みませんか。
令和2(2020)年3月掲載
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