2月1日(日)、湯沢市秋ノ宮地域の「かだる雪まつり」にお邪魔しました!
多くの人が「かだって」開催された雪まつりの様子をご紹介します♪

 

今年で22回目をむかえる「かだる雪まつり」。
「かだる」は秋田弁で「参加する」の意味です。
例年だと、旧秋ノ宮スキー場のゲレンデ跡地に3000個のミニカマクラを灯し、
幻想的な冬の雪景色がつくり出されるのですが、
今年は暖冬による雪不足でゲレンデのカマクラ設置は中止に…(残念)

 

 

でも、会場には色々な灯りが灯されていました♪

当日は、小町娘の撮影会、餅つき、ミニコンサートなどの
催し物が盛りだくさん。どんどん人も集まってきます(^^)

こちらは、つきたての餅をふるまう杏林大学の学生さんたち。
毎年、授業の一環でかだる雪まつりにスタッフとして参加しているそうです。
初めて秋田を訪れた学生もいれば、3年連続できている学生さんも♪

「最初の年は、カマクラ作りが楽しかったけど、
3年目になると、地元の皆さんと話すのが楽しみになってきます。
今年はカマクラは作れなかったけど、これはこれで、一つのかだる雪まつりの形」
と話していました。住民の方とすっかり顔なじみに♪
大学を卒業した後も、雪まつりに来てくれるOBの学生もおり、
スタッフの方は「OBまで秋ノ宮に来てくれるのがうれしい」とのこと!

こちらは、かだる雪まつり実行委員長の藤森広大さん(右)と
事務局の菅則善さん(左)。
雪まつりについてお話を伺いました。

 

もともと、雪まつりは秋ノ宮温泉組合が
「冬に何かやろう」と始まったのがきっかけだそうです。
ロッジ内には、これまでの雪まつりの写真が展示されていましたよ♪

現在は住民有志による実行委員会が開催していますが、
秋ノ宮地域づくり協議会、雄勝高校といった地元住民から杏林大学の学生まで
地域内外の人々が「かだって」運営しています。

 

今年は雪不足で中止しましたが、毎年、上の写真のように、
秋ノ宮地域づくり協議会が、国道108号沿いの雪壁にミニカマクラを設置し、
10km近くに渡り「灯夜(とおや)街道」を作っています。

「みんなで一緒に参加して、一つのものを作るのが
この雪祭りの大事なところ」と話す藤森さん。
幻想的な雪景色を、みんなで作ることで、人の繋がりもできているようでした。

当日の準備風景が、以下のリンクに掲載されているので、
ぜひご覧くださいね♪
かだる雪まつり実行委員会(フェイスブック)

かだる雪まつりのリポートをお届けしました!

●おまけ
 

カマクラ内には「かだる神社」があり、
かだる雪まつり限定の御朱印も販売されていました♪